2024年6月20日木曜日

London UKを訪れて~あとがき


【London UKを訪れて】(あとがき)

I went to London, England from 29th May to 14th Jun.
This experience will be a treasured memory for my life. 夢のロンドン2週間、最高でした。 人は皆、親切で優しく、食べ物も美味しかったし、歴史的建造物が美しすぎた。 そして何より。。。 ゆあさの音楽ルーツはUK・イギリスにあった。 UK生まれの音楽に初めて触れたのは、幼いころ家で流れていたThe Beatlesだけれど、 ハマったのは高校1年生の時に聴いたLed Zeppelinだった。 それをきっかけにたくさんのUK発信の音楽を聴き、 自分にとってUKが非常に大きな存在になる。
今までの人生を振り返ると、高校から大学の頃が最も音楽を聴いた。 その頃は、UKだけでなく、アメリカ(特にLA)、 ドイツ、北欧(スウェーデン、ノルウェー)、 そして日本の音楽を広く聴いていたが、基本的にロック中心。 それぞれの国に、不思議と特徴がある。 アメリカは明るくて少なめの哀愁、北欧は哀愁たっぷり、 ドイツは哀愁たっぷりで何故か疾走感があった。 日本は、それらの中庸。そしてUK・イギリス。 全てはUK発信の音楽の影響下にある、そんな風に感じていた。 やはり、Led Zeppelinの存在は大きいが、Deep Purple、Pink Floyd、Queen・・・ そしてNWOBHM(ニューウエイブオブブリティシュヘビーメタル)の 世界的ムーブメントもあり、アイアンメイデンに派生するハードな音楽。 その頃は、音楽はUKから生まれるものだと思っていた。 どんな場所なんだろうと、好奇心いっぱいに。
それから37年の月日が流れ、今回初渡英が叶う。 滞在中2週間、ずっと高校時代から聴いてきた音楽たちが、 頭の中をグルグルと鳴り続け、その楽曲と風景がとてもマッチングしていた。 先ずは、いつも曇り空で青空が少ない。 UK特有のポップになり過ぎないメロディー、煮え切らないメロディーのようだ。 そして、どこを歩いていても芸術的で絵になる雰囲気、格調高い印象を受ける。 UK音楽から受けるインテリジェンスな部分は、この景色に余りにもマッチする。 建築物は、有名なものだけでなく、住宅街においても芸術的。 テレビで観たロンドンそのものだ。 今回の旅で数々の建物を見たが、外観として見える部分だけを残し、 あとは改築している場合が多く、外観に関しては100年以上前のものを リノベーションしながら使っているようだ。 日本も見える部分を大切にする感覚はあるが、レベルが違う。 見える部分に懸ける想いと時間が半端じゃない。 将来も古臭く感じないようにしよう、永く使って行けるものにしようという想い。 この部分も、UK発の音楽に少なからず影響している感覚だと思う。 例えば、UK発のレコードジャケットの芸術性。 日本に住んでいると、この「芸術性」を軽視してしまうことが多いなと反省。 機能、利便性、流行を重視、残念ながらそっちに時間をかけてしまう日本。 そんなことを思いながら、最も心に残ったのは ゆあさのギターヒーローであるJimmy Pageの持ち家 「The tower house」に行ったこと。 UK音楽に入っていくきっかけとなった楽曲「Stairway to heaven」は、 ここで生まれたのかと、15歳の頃に戻ったような、 初心に帰ったような気持ちになった。 今回初の渡英は、ゆあさの音楽を気に入ってくれたことをきっかけに
ロンドンに招致してくれたBuckさんご夫妻のお陰です。
そして、2週間という短い間に5回ものGIGが出来たのは パワフルボーカリストのMasakoさんのお陰。 Masakoさん企画で最高ギタリストHideさん、 1曲セッションのために大切な三味線を持参してくれたKazuyoさん、 秀才PAのMikaさん達と出会い、 そして、St Martin's ChurchでのワンマンGIGを実現させてくれた、 Led Zeppelin好きのYukiさんと出会い、皆さんと音を共有。 ここに挙げさせてもらった方々だけでなく、 たくさんの素晴らし過ぎる出会いがあり、充実した時間を過ごすことができました。 会う人皆キラキラしていた、ロンドン在住の日本人の皆さん。 初渡英のゆあさを温かく迎え入れてくれて感謝。 そして、日本で出会った英国人の皆さんとの再会は何よりも嬉しいサプライズでした。 現地のお客さんばかりの会場でも絶賛して頂き、 ご一緒した現地のジャズバンドの皆さんが、 ゆあさの演奏を褒めたたえてくれたことは自信になりました。 またロンドンに来て欲しいという嬉しいお声の数々。。。 筆舌し難い思い、ありがとうございました。 また来よう、と夢は続く。 Guitarist Masaya Yuasa ゆあさまさや 6/22 大阪豊中 neiro cafe~イギリスロンドンTalk&Live へつづく